コラム
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2022/03/22
はじめてのアプリ開発
店舗アプリを開発するメリットとは?集客のための機能をご紹介します

情報収集のためのツールとして、パソコンよりもスマートフォンを利用することが主流になり、それに合わせて店舗への集客手段として『店舗アプリ』を作っている企業・店舗が増えています。
そもそも店舗アプリって?という方もいると思いますので、今回は店舗アプリについて掘り下げていきます。
店舗アプリとは、飲食店やヘアサロン、小売店などのいわゆる「お店」による導入を対象としたスマートフォンアプリのことです。
この店舗アプリは、来店促進、販売促進、顧客とのコミュニケーションやブランディングなどの目的で導入します。
GoogleChrome、Safari等のブラウザからよりも、直接スマートフォンのホーム画面から利用できるアプリの方が使いやすく、それによってユーザーの利用頻度も上がるため、店舗アプリを導入する企業が増えている理由の1つです。
どんな機能がある?
では、実際に店舗アプリにある機能をご紹介します。これらは、アプリを導入する検討材料となるメリットの部分です。
①スタンプカード
従来の紙やプラスチックカード型のスタンプカードやメンバーズカードをアプリの中に実装することで、今までの印刷にかかっていたコストがまるっと削減でき、さらにお客様による紛失やカード作成拒否などの機会損失を軽減することができます。
②プッシュ通知
お客様のスマートフォンのホーム画面やロック画面に表示される「お知らせ」通知です。店舗からの案内が表示されるので、来店促進や販売促進に一役買っています。スマートフォンの画面に表示されるため、開封率が高いのが魅力です。
③アプリアイコン
先述した通り、アプリをインストールすればスマートフォンのホーム画面に表示されるので、手軽に開くことができます。
④クーポン配信
集客ツールの1つとして、クーポンの利用は外せません。このクーポンの配布がアプリ内で実装できます。有効期限や利用限度なども設定できるため、チラシや紙クーポンなどで配布していた印刷コストを削減できます。回収したクーポンを数えたりする必要もなくなり、管理もとても楽になります。
⑤施策によるユーザーの分析
アプリは顧客からの反応を計測しやすいのが特徴です。紙媒体と比較して、確度の高いユーザーデータは、顧客がどのような行動を取るのか、どのような志向なのかなどの分析ができ、それによる施策の考案が可能となります。
その他のメリットは?
アプリにするメリットとして、次のような事項があります。
①SNSとの連携
店舗運営をする上で、SNSの運用は重要なマーケティング活動です。
店舗アプリにはSNSアカウントが発信した内容を閲覧できる項目を設けられます。
②お客様とのコミュニケーションの場が確保できる
店舗アプリは、新規客の獲得よりも既存顧客へのアプローチが得意です。再来店を促すプッシュ通知や、ポイントカードの運用などで、既存顧客と接点を継続して構築していくことができます。
デメリットはないの?
上記のようなメリットだけで判断せず、デメリット部分も知った上で導入を検討しましょう。
①アプリをダウンロードしてもらわないといけない
ブラウザから自由にログインできるWebサイトと異なり、ダウンロードをしてもらう必要があるため、まずは「インストールする」といったハードルがあります。
②アンインストールされる可能性がある
アプリは簡単に削除することができるため、手軽にアンインストールされてしまう懸念があります。店舗側としては来店してほしいため、プッシュ通知を利用すると思いますが、それを頻繁に多用してしまうことで「うるさい」「しつこい」と印象付けてしまい、アンインストールされてしまうことも想定できます。
③スマートフォンを持っていないお客様への対応が別途になる
全てのお客様がスマートフォンユーザーではないので、その場合の対応を想定する必要があります。
店舗アプリにはメリット・デメリットがありますが、まずは複数あるアプリ作成サービスを比較検討して、自店に合うタイプを選びましょう!
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