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2024/03/12
はじめての店舗アプリ
パーソナライズマーケティングとは?小売業におけるID-POSデータと店舗アプリの戦略を紹介
目次
小売業界では、顧客との接点を最大限に活用するために、個々に合わせたマーケティング(パーソナライズドマーケティング)が注目されています。店舗と顧客が1対1(One to One)でつながる、パーソナライズドマーケティングには様々な手法・ツールがあります。
このコラムでは、下記の2点を中心に具体的なマーケティング施策をご紹介します。
① 個人を詳細に分析するために欠かせない購買履歴データ ID-POSデータ
② 店舗と顧客をつなぐ重要なツール 店舗アプリ
ID-POSデータのおさらい
まずは、ID-POSデータのおさらいを簡単に。基本情報を知りたい方は前回のコラムをぜひご覧ください。【前回のコラムはこちら】
ID-POSデータは購買行動をリアルタイムで捉え、商品が購入された事実から「5W1H」を明らかにします。購入者の属性情報と購買履歴の組み合わせにより、個々の顧客像を把握し、マーケティング戦略を最適化することに繋がります。
▶たとえば・・
男性で30代のAさんが週末にスポーツドリンクを購入するという情報から、彼がアクティブなライフスタイルを持っていることが推察できます。そこから関連する特典や情報提供を行えば、より効果的なアプローチになります。
この「Aさんに合わせて個別にアプローチしていこう」という取り組みこそが、パーソナライズドマーケティングになります。

具体的なマーケティング施策の活用方法
ここからは、アプリを使ったパーソナライズドマーケティングの具体例をご紹介します。
①One to Oneで本当に欲しい情報だけを提供
ID-POSデータから丁寧にプロファイリングすることによって、顧客の趣味、嗜好、家族構成などが予想できることはお伝えしました。そのヒントをもとに、特定の商品を購入した顧客には、ニュースやトレンド情報、関連アイテムの提案をアプリ上でリアルタイムに行います。
個人に合わせた(パーソナライズされた)発信は、情報と顧客のミスマッチから生じる「ノイズ」を防止できます。これにより、より便利で・使いたくなるアプリにブラッシュアップされ、顧客と店舗の長期にわたる良好な関係性(エンゲージメント)を形成します。
▶ 例『クリスマスシーズンの情報発信』
Bさん
ID-POSデータ:いつも若年者が好む食材を多めに購入する
プロファイル: 中高生の子どもを持つ母親
情報発信
・ボリュームがあるフードのセール情報 〇
・デコレーションケーキの予約情報 〇
・季節のレシピ 〇
・高級ワインのセット情報 △

Cさん
ID-POSデータ:定期的にワインとおつまみを購入
プロファイル:ワインが好きな男性 2人暮らし
情報発信
・季節限定ワイン 〇
・ワインに合う料理レシピ 〇
・ワンランク上の上質オードブルセットの予約 〇
・高級ワイン&チーズのセット情報 〇
・リンゴ箱の特売情報 △

② 購入情報や、ポイント制度と組み合わせて会員をランク化~顧客ロイヤリティを高める~
ポイント制度は顧客との関係性を深めるパーソナライズドマーケティングの一環として活用されます。アプリを使ったポイント管理システムを構築し、ID-POSデータとポイント情報と組み合わせることで、ポイントごとに会員のランク化ができます。
特に、どこで購入しても同じ日用品を扱う小売業では、できるだけ自分の店舗で購入してもらいたいですよね。会員をランク化すれば、ランクごとに異なる顧客体験を提供でき、「もっと上のランクに上がりたい」「もっと利用したい」という意欲を刺激します。
アプリからランクに合わせてコンテンツを提供し、お店のファン(=お得意さま)になってもらうことで、顧客ロイヤリティの向上に役立ちます。
▶ 例
・ゴールド会員だけに特典コンテンツへのアクセス
・会員限定イベントへの招待
・プレミアムクーポン配信

③ 購入特典やポイントの自動付与 ~より効率的な店舗運用~
アプリとID-POSデータを連携させると、顧客の購買履歴や金額に応じてポイントを自動付与できるようになります。スムーズなレジ対応が実現するだけでなく、上記のような効果的なマーケティング施策をより簡単に実行できます。
ID-POSデータの活用には、POSシステムとアプリの連携が必要です。
AppShipsでは主要POSベンダーのシステムに標準対応(予定)しており、大規模なシステム改修などを必要とせず、費用を抑えて実現することが可能です。
最後に
このように将来的にビジネスを拡大していくためにはパーソナライズドマーケティングがキーポイントとなっていますが、事業を変革するためには、長期の将来ビジョンの作成が必要です。
弊社では、「複数事業を横断したポイント制度を取り入れたい」「顧客と繋がり、ショッピング以外の体験やコミュニティー形成の場を提供したい」などお客様が抱いている夢やビジョンを軸に具体的なご提案をさせていただきます。
また、漠然とした課題感、危機感はあるがビジョンが見えないとお悩みであれば、お客さまに寄り添い、ともにビジョンを検討できるビジネスパートナーとしてサポートさせていただきます。
「何から始めていいか分からない」
「必要性は感じているのに、DX人材の不足でアクションが起こせない」
「限られた予算で、どのプランがベストか判断できない」
などのお悩みがございましたら、ぜひお気軽にお問合せください。
■ 顧客ロイヤリティを高める店舗アプリ『AppShips』 製品サイト
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