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小売業が店舗アプリを導入するメリットをご紹介!アプリでできることとは?

目次
スマートフォンの普及によって、店舗を展開する小売業のマーケティング施策も幅広くなり、アプリを導入する企業も増えてきました。
今回は、小売業が店舗アプリを導入するメリットについてご紹介します。アプリでできることはたくさんあるのでご検討してみてはいかがでしょうか。
注目されている理由
店舗アプリが普及して注目されている大きな理由は、スマートフォンの保有率の高さだといえます。スマートフォンの世帯保有率は、現在では8割を超え、さらに個人保有率も7割近くです。
▼参考
若い世代だけでなく、シニア層(60代以降)のスマートフォンの保有も伸びていて、このようにスマートフォン保有が大半を占める状況下で、自ずと店舗アプリは注目されるものとなっていっています。
では、店舗アプリを導入するとどのようなメリットがあるのでしょうか。
導入するメリット
①ポイントカードがアプリになる
ポイントカードをアプリ化することができるので、カードの印刷等の制作コストを削減し、アプリをインストールしてもらうことで利用会員を増やせます。
利用者側のメリットは、スマートフォンがポイントカードの役割となるため、お財布からわざわざポイントカードを出し入れする手間や、忘れたり紛失したりといった紙のポイントカードのデメリットが解消されます。
②ユーザーに有益な情報を提供しやすくなる
店舗アプリの大きなメリットとして、「プッシュ通知」というものがあります。プッシュ通知とは、アプリが自動的にお知らせを表示する機能のことです。
プッシュ通知は、従来のメールマガジンと比較して開封率・クリック率が高いのが特徴で、数値で言うとメールマガジンが開封率10%、対してプッシュ通知は約30〜40%といった大きな差があります。
これは、多くのユーザーに確認してもらえる可能性が高いとても有効な通知方法です。さらにプッシュ通知は、アプリやブラウザを起動していなくても確認できます。新発売情報やクーポンなどを配信してプッシュ通知によって認知してもらえます。
▶プッシュ通知とは少し違うアプリ内メッセージについてはこちら>
③会員としてのロイヤリティ向上
アプリに登録してもらうことで、顧客の情報を管理することができるようになります。購入金額の総額などに応じて、ランク付が可能になります。ランクが上がる毎に何かしらのインセンティブがあることで、ロイヤリティ向上が見込めます。
④クーポンの発行
プッシュ通知との併用でさらなる効果が見込める「クーポン」。リピート来店を促進させるツールとしてクーポンは有効です。アプリ化することによって、クーポンの利用状況がデータ化されます。蓄積されるデータを見ながら適切なタイミングでクーポンの配布が可能になることも大きなメリットです。
どういったアプリが使いやすいか、目指すところ
上記の導入メリットを踏まえて、どのようなアプリにすれば良いでしょうか。メリットを最大限に活かすアプリ開発を心がけ、どういったアプリを目指すといいかを見ていきましょう。
①操作性
同じ「アプリ」というツールでも操作性は様々です。やはり、使いにくいとアプリをアンインストールされてしまう要因になります。
・登録は容易にできるかどうか。
1番最初の登録がややこしいと、「めんどくさい」「煩わしい」となって、登録してもらえなくなる可能性が高いです。スムーズに容易に入力してもらえるように、設計時にしっかりとシミュレーションする必要があります。
・クーポンはすぐ取り出せるか
どこにクーポンが置いてあるのかが分からないと、クーポン利用率も下がってしまいます。すぐにクーポンを表示できるような配置の工夫が必要です。
②動作性
アプリの起動が早いことが重要です。起動に時間がかかることで、スムーズに会計ができないなどがあると、ユーザー離れを起こします。複雑な設計にならないよう、入念な計画が必要です。
アプリを作れば良い、というのではなく、メリットを最大限に活かすべく上記のような懸念事項をしっかりとクリアすることも念頭に置き、開発に進むことをおすすめします!
