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店舗のDX化にはアプリ導入がおすすめ!メリットや事例もご紹介します。

目次
近年、社会全体で必要性が叫ばれている「DX」。店舗運営においても、DXを導入することでサービス向上や業務効率化など多くのメリットがあると言われています。
今回の記事では、店舗DXとは何なのか、メリットや導入方法などもあわせて詳しく解説します。
店舗DXとは?
そもそもDXとは、「Digital Transformation(デジタル トランスフォーメーション)」を略した言葉で、企業や組織がデジタル技術を活用して業務やプロセスを改善し、新たなビジネスモデルを構築することを意味します。
つまり「店舗DX」とは、店舗業態や運営プロセスにおいてキャッシュレス決済や店舗アプリといったデジタルツールを活用して、効率化や改善を図る取り組みを指します。
店舗DXのメリットとは?
店舗DXを導入することで得られるメリットは、主に以下の5つです。
1.顧客の利便性向上
1つは顧客の利便性向上です。例えばキャッシュレス決済やモバイルオーダーなどを導入することで、会計ミスや待ち時間を大幅に減らせます。また、チラシをデジタル化すればいつでも閲覧でき、ゴミが出ないというメリットもあります。
2.運営の効率化
店舗DXを活用すれば運営の効率化も期待できます。例えばセルフレジ化やスマホレジの導入は、人的ミスの削減や人手不足解消、レジ業務の効率化につながります。また、在庫管理に関しても、クラウド型の受注管理システムなどを導入して受発注をデジタル化することで在庫切れや廃棄ロスを防ぎ、運営の効率化を図れます。
3.売り上げ増加
デジタル技術を活用した顧客の購買行動、売上データの分析により、より精度の高いターゲティングや効果的な販促キャンペーンを実施できます。その結果、より多くの顧客を獲得できたり、売り上げの増加が期待できたりします。実店舗とあわせてECサイトも活用すれば、店舗の営業時間外でも顧客との接点が生まれ、さらなる収益アップが期待できます。
4.競合他社との差別化
店舗DXを推進し、エリアに依存しない販売、オンライン接客を導入するなど、顧客にとって魅力的なデジタル体験やサービスを提供できれば、競合他社との差別化が図れます。
5.顧客データの活用
店舗DXの活用によって蓄積される顧客データは、企業にとって貴重な資産です。顧客情報や購入履歴などを活用できれば、より適切にパーソナライズされた商品の紹介や、割引情報の提供などが可能になるでしょう。
店舗DXには「店舗アプリ」の導入がおすすめ
前途したようにDX化をすることで、業務フローを改善できたり、顧客のニーズに合った施策ができたりと、様々なことが実現できるようになります。
また、店舗の販促活動においても、デジタル技術を導入することで多くの人の興味をひき、集客につなげることができます。
中でも、プロモーションの側面をもった「店舗アプリ」を導入してみるのはいかがでしょうか。より多くの人にリーチすることができるので集客力アップが見込めます。定期的にお得なセール情報をアナウンスしたり、クーポンの発行をすることで、来店時以外でも顧客との接点を維持して関心を引き付けることができます。
「店舗アプリ」でできることとは?
それでは店舗アプリを導入すると具体的にどんなことができるのかご紹介します。
クーポン配信
アプリ内でクーポンを配信することで、顧客に特典を提供することができます。クーポンは顧客の情報や購入履歴に基づいて個別に配信できるため、リピート(再来店)のきっかけ作りになります。
プッシュ通知
プッシュ通知は、メールマガジンなどと比べて開封率が高く、顧客とのコミュニケーションに役立ちます。ターゲットや目的にあわせて、新商品情報やセールのお知らせ、イベントの案内などを効果的に顧客に届けることができます。
位置情報の活用
現在位置や店内への来店情報を取得し、自店舗付近にいるユーザーにセール情報などを発信したりすることで、リアルタイムで顧客を来店へ誘導することができます。位置情報を活用することで、店舗に足を運んでいただく機会を効果的に提供できます。
店舗アプリの開発について興味がある方は下記記事をご覧ください!
▶店舗アプリを開発するメリットとは?集客のための機能をご紹介します
「店舗アプリ」の導入事例
最後に、店舗DX化のためにアプリを導入した事例を2つ見ていきましょう。
株式会社マルトグループホールディングス
福島県と茨城県でスーパーマーケットを展開する株式会社マルトグループホールディングスは、「店舗集客の強化」「顧客サービスの向上」「顧客層の拡大」の3つを目的に店舗アプリを導入。会員限定クーポンの利用や、ポイント獲得チャンスのあるミニゲームなどができます。その結果、アプリユーザーの来店回数は10%アップ、離反率は3%減少し、売上にも大きく反映されています。
詳しい導入インタビューはこちらからご覧いただけます。
▶アプリ活用で来店回数10%Up、離反率3%削減を実現!
株式会社タイヨー
茨城を中心に1都2県でスーパーマーケットを展開する株式会社タイヨーでは、会員のロイヤリティ向上のために「タイヨー公式アプリ」を配信。なかでもオリジナルキャラクターのスタンプが取得できる取得できる来店スタンプラリーは人気の機能となっています。また、アプリからデジタルチラシを閲覧されるお客様が非常に多く、実際に導入効果が出ています。
詳しい導入インタビューはこちらからご覧いただけます。
▶One to Oneマーケティングで顧客ロイヤリティを向上
まとめ
今回は、店舗におけるDXとは何か、店舗DXによってもたらされるメリットについてご紹介しました。
店舗DXとは、単純に店舗をデジタル化させることではなく、顧客の体験価値を向上をさせることを目的とした施策です。店舗DXを促進することで、業務効率化や生産性の向上、人材コストの削減など、さまざまなメリットをもたらします。
今回は販促活動におけるDXのひとつとして「店舗アプリ」の導入についてご紹介しました。店舗アプリを導入するメリットはたくさんあります。プッシュ通知を送るなど、来店時以外でも顧客との接点を維持することができるため、リピーターの獲得につながりやすくなります。
近年はリーズナブルなアプリ作成サービスも多いので、まずは店舗アプリの導入から検討してみるのはいかがでしょうか。
